カテゴリ:映画・音楽( 32 )

第二次世界大戦下のイギリス。

解読不可能とされていたナチス・ドイツの暗号エニグマの解読に成功した

天才数学者アラン・チューリングの人物像に迫る事実に基づいた物語。


暗号エニグマのこと、アラン・チューリングのパーソナリティーや、

イギリス政府が戦後50年以上も国家機密として隠蔽し続けたことなど、

映画を通して知ることばかりで驚きでした。そして何度観ても切なくて泣けてしまう ^^:

あたり前のようにパソコンやスマホが暮らしの中にある今日、

アラン・チューリングが向き合った孤独と苦悩、そしてその偉業を礼讃する気持ちになる。


主演のベネディクト・カンバーバッジの素晴らしい演技にすっかり魅了されてしまう
アラン・チューリングの少年時代を演じるアレックス・ロウザーくんも良い雰囲気。

他、キーナ・ナイトレイ、マシュー・グード等、イギリスの俳優陣が華やかです。 

2014年、モルテン・ティルドゥム監督作品


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by kaz-onda | 2018-09-10 00:00 | 映画・音楽

1920年代のニューヨーク。名編集者マックス・パーキンズ (コリン・ファース)と、

当時まだ無名だったトマス・ウルフ (ジュード・ロウ)をベストセラー作家へと導き、

その後トマス・ウルフが37歳で早世するまでの友情を描いた物語。

多くの名著は優れた作家と優れた編集者の共同作業によって生まれていく過程がよく分かる。

ヘミングウェイやS.フィッツジェラルドなど、パーキンズが手掛けた著名な作家達も少しだけ登場する。

ニコール・キッドマンやローラ・リニーなどベテラン女優陣も華やか。

派手な「キングスマン」も楽しいけど、しっとり地味な役を演じるコリン・ファースってステキだよね...

2016年 マイケル・グランデージ監督作品


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by kaz-onda | 2018-07-10 00:00 | 映画・音楽

ミザリー

この映画で次第に狂気がエスカレートする元看護師の女 アニーを演じたキャシー・ベイツ。

数多く映画化されているスティーブン・キング原作の中でも人気のあるサイコスリラー。

いわゆる超常現象や怪物モノの映画より、こういうパーソナリティーの人は現実にいそうで怖い。

とにかくキャシー・ベイツが最高です ^^  1990年、ロブ・ライナー監督作品。 


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by kaz-onda | 2018-04-10 00:00 | 映画・音楽

ノスフェラトゥ

1922年ドイツ表現主義のサイレント映画「吸血鬼ノスフェラトゥ」のリメーク作品。

怪優クラウス・キンスキー演じるノスフェラトゥの強烈なインパクトと、

まるで妖精を連想するように美しい当時まだ20代のイザベル・アジャーニが印象的。

ハリウッド製の派手なドラキュラ映画とは異なる如何にもヨーロピアンで耽美的な吸血鬼映画。

1979年 ヴェルナー・ヘルツォーク監督作品


キャンバスにアクリル絵の具

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by kaz-onda | 2018-02-20 00:00 | 映画・音楽

博士の異常な愛情

常軌を逸したアメリカ軍人の命令によってソ連に核爆弾が投下されてしまう不条理なブラックコメディー。

1960年代の米ソ冷戦の最中によくこういう映画が製作、公開できたと思う。

様々なジャンルで革新的な芸術が盛んに生まれた時代。表現に対して受け手も寛容だったのかも知れません。

1964年、スタンリー・キューブリック監督作品。


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by kaz-onda | 2018-02-01 00:00 | 映画・音楽

シングルマン

1962年のロスアンジェルス。8カ月前に同性パートナーの交通事故死による失意の中で、

自死を企てる大学教授のジョージ(コリン・ファース)の最後の一日を描いたストーリー。

ファッション・デザイナーの監督らしいシックで洗練されインテリアやスーツの着こなし、

神経質に整然と並べる身の回りの品々や、色調の変わるカメラワークにも美意識が漂っています。

それにしてもゲイの役柄が多く、それが良く似合うコリン・ファース。

ジェントルでエレガントな雰囲気がステキです。共演は紅一点のジュリアンムーア、

他にもマシュー・グードやニコラス・ホルトなど男前なイギリスの俳優陣。

2009年 トム・フォード監督作品。



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by kaz-onda | 2018-01-10 00:00 | 映画・音楽

主演トム・クルーズ、妻役にニコール・キッドマンという当時 実生活でも夫婦だった二人が共演したことで話題になったとか。

セクシャルなテーマを夢と現実が錯綜するような展開がミステリアス。冒頭からニコール・キッドマンのヌードに見惚れる

謎の館で行なわれる相当いかがわしいパーティーの場面では、数々のベネチアンマスクが怪しく効果的に使われています。

クリスマスシーズンに設定された映画だけど、くれぐれも年頃のお子さんと一緒に観るそれとは違うかも・・・ ^^

1999年、スタンリー・キューブリック監督の遺作。



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by kaz-onda | 2017-12-23 00:00 | 映画・音楽

チェット・ベイカー

アメリカ西海岸のジャズトランペット奏者でありヴォーカリスト(1929~1988)

50~60年代が最盛期のジャズミュージシャンですが、この時代のジャズメンに多いドラッグ絡みのトラブルが絶えず、

その最期もホテルの窓から謎の転落死によって58年の人生を終えます。

チェット・ベイカーの伝記映画「ブルーに生まれついて」ではイーサン・ホークが雰囲気たっぷりに、

アップダウンの激しい彼の人生の一時期を演じています。

晩秋から初冬に向かうこの季節、チェット・ベイカーの歌声が雰囲気を盛り上げてくれます。


キャンバスにアクリル絵の具

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by kaz-onda | 2017-11-10 00:00 | 映画・音楽

ショーシャンクの空に

公開から20年以上経った今でも人気のある脱獄映画の名作ですよね。

囚人達のキャラクターや所長の不正、看守の暴力や殺害など興味深く描いています。

主人公アンディ(ティム・ロビンス)を通して教養や音楽の大切さ、

継続や希望を持つことの素晴らしさも伝わってきます。

S.キング氏の原作「刑務所のリタ・ヘイワース」には描かれていない様ですが、

レッド(モーガン・フリーマン)に再会する大海原のラストシーンも美しくてオジさんは好きです。

それにしても この絵はネタバレし過ぎかも... ^^:  1994年 フランク・ダラボン監督作品。


キャンバスにアクリル絵の具

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by kaz-onda | 2017-10-30 00:00 | 映画・音楽

リスボンに誘われて

スイスはベルンで平凡な日常を送る高校教師のライムント。ある日の通勤途中、橋から身を投げようとしている女を救います。

女が残していった赤いコートのポケットには、一冊の本と発車直前のリスボン行き夜行列車の切符が一枚。

ライムントはその一冊の本に導かれるように動き出した列車に跳び乗ってしまいます。

1970年代、独裁政権下にあったのポルトガルでレジスタンスとして活動した4人の若者の当時と現在を巡るリスボンへの旅が始まります。


主演はおじさまになってもステキなジェレミー・アイアンズ。

他にもシャーロット・ランプリング、ブルーノ・ガンツ、マルティナ・ケデックといぶし銀の俳優陣。

ロマンティックな駅でのラストシーンがとてもステキです ^^:

2013年、ピレ・アウグスト監督作品。


キャンバスにアクリル絵の具
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by kaz-onda | 2017-09-10 00:00 | 映画・音楽

独断と偏見、あるいは個人的趣味の世界だけを描くオジさんの作品集。